弊社技術スタッフが調整のうえ出荷いたします。
フルートは保管による状態変化がある楽器のため調整後の出荷が安心。
一番安いヤマハのフルート。
初心者、入門者、吹奏楽はじめるなら、やっぱりヤマハがおすすめ! ・旧モデル「221」と「211」からの変更でEメカニズム付きがスタンダードとなりました。
・ピントップアーム...上位モデルであるプロフェッショナル、ハンドメイドシリーズと同様のキイの接合部の形状です。
・パッドカップデザイン...丸みを帯びたデザインで正しい位置に指がフィットしやすいカップとともに、陰影に富んだエレガントなヨーロッパスタイルが魅力。
・タンポ調整台紙..こちらも上位モデルであるプロフェッショナルモデル/ハンドメイドモデルで使用されているより精密な調整が可能なシムペーパー採用。
Eメカニズムとは...フルートの構造上、出しづらい音があります。
特に難しいとされるのが「ミ」の音。
一般的にEメカ付きのフルートの 方がお値段が高く、第3オクターブの「ミ」(E音)を出しやすくするためのキイシステムをEメカニズムと言います。
「練習すれば解決するだろう...」と 思うかもしれませんが、古典派やロマン派、現代曲の技術的に高度な楽曲音にも多用されていますので、スムーズな演奏には有効なシステムといえます。
フラン スでは一部のプロ演奏家以外にはあまり使われていませんが、ドイツ、日本ではごく一般的な機能として認識されています。
上位モデルとの違い 同品番に「LRS」が付く「YFL-212LRS」はこちらYFL-212のリッププレートとライザーを銀製にしたモデルです。
安いフルートは主に洋白(白銅)を素材としていますが、上位モデルにいくほど銀を使用している部分が多くなります。
響きや音質に関わる重要な部分なのですが、銀を使用することで同時に抵抗感を感じられることになります。
初心者にとって「吹きやすい」楽器は抵抗感が比較的低いものです。
入れた息が軽く音になるイメージでしょうか。
ですが、弱く吹きたい、力強く演奏したいときに「吹きやすい」楽器だと音が出すぎてしまったり、抑揚がつけにくかったりします。
そういう演奏力を求めるレベルになると必要になるのが適度な抵抗感。
ただ鳴りやすい楽器を必要とするのは初心者目線でもあるのです。
この200シリーズでは一番安いモデルがこちらYFL-212、そして上記の銀を少し含むYFL-212LRS、YFL-212にU字の頭部管が付いた子供用モデルのYFL-212U(U字管)というラインナップです。
さらに上位モデルである300シリーズは頭部管が銀製となり、400シリーズは管体も銀製、500シリーズはプロフェッショナル"フィネス”を受け継いだシリーズ。
▼ヤマハがなぜ吹奏楽におすすめか▼ ヤマハが大事にしていることは「奏者が音楽に集中できる楽器設計」「きちんと音程が取れる音程設計」「奏者が意図する音楽表現ができる楽器」「安心して長く使える楽器」。
他メーカーも良さを認めるほど、このクオリティは高く信頼のおけるものです。
ただ、楽器を選ぶ上で必ずしもこの4つの項目は絶対条件ではないということ。
また何故これらが重要なのか、まだ分からない方も多くおられると思います。
▼楽器の設計▼ 精度もそうですが値段の違いは仕様にもあります。
メーカーやモデルによって初心者に吹きやすいキイ、レイアウトなどに工夫があります。
演奏する曲などによって効率性を感じる部分もありますので初心者にはちょっと判断が難しい部分でもあります。
「吹きやすい」というのは「音を出しやすい」ということだけではなく、指がスムーズに動かせるかどうかということも関係します。
同じ技量を持っているのに持つ楽器によって上手く演奏できる場合とできない場合があるなんて少し残念ですよね。
▼きちんと音程が取れるということ▼ 音程にシビアでなければ気づかないかもしれませんが、管楽器はいつでも同じ音程で音が鳴るとは限りません。
気候や口の形、吹き方に大きく影響されます。
吹奏楽では大勢で綺麗なハーモニーを奏でるため日々正しい音程で音が出るよう特訓しています。
チューナーを見ながら音を出し狙った音程になるように楽器と吹き方で調整します。
当然ヤマハだから常に正しい音程がでるということでもありませんが、全音域で均一な吹奏感と音程が出せるところを目指して製造しているヤマハと、低価格帯の楽器では目指すところも異なりますので、ヤマハはより安定しているという結果が生まれるのだと思います。
精度の悪い楽器を手にした場合、演奏云々よりもピッチの安定に技量を使い「良い演奏」に集中できないということがあるかもしれません。
▼奏者が意図する音楽表現ができる楽器▼ 良いとされる楽器は音質と音量の幅が大きいこと。
奏者の意図する表現がその楽器でできるかどうか。
クオリティはともかくこちらのモデルをはじめ低価格帯の楽器は初心者が吹きやすいことが重視されています。
入れた息が音になりやすいといった感じでしょうか。
しかし上級者にとって、これだけでは求める音質と音量は得られません。
例えばとても小さな音を吹いた場合、ただ吹きやすい楽器では柔らかな小さな音のコントロールが難しいため段々と小さくすることができず、音がプツっと切れてしまったりします。
また逆に大きい音を出すために息を沢山入れれば、楽器のキャパを越えてしまい綺麗な音色がでなかったりします。
肺活量がコントロールできる上級者にとってはその息づかいがちゃんと表現できる精度の楽器が必要になります。
入れた息をを跳ね返す力を抵抗といい、上級者にとっては適度な抵抗感は大事なポイントです。
高い楽器だから誰が吹いても良い音がでるわけではなく、良い音が鳴らせる可能性があるのです。
▼安心して長く使える楽器▼ 長く歴史のあるヤマハでは長期パーツの保持と万全のアフターサービス体制が整っています。
但し、ヤマハだけに限らず管楽器のメーカー無料修理の範囲は決して広くありません。
毎日練習する方にとっては耐久性も非常に大事です。
精度が良いというのは部品の耐久性も関係しています。
ヤマハでは特約店制度というのがあり、弊社はヤマハ特約店です。
ヤマハ管楽器はアフターサービスを必要とする楽器という考えで製造販売されています。
保証書は必ず販売店を通して有効となり個人様が直接メーカーに修理をお願いすることは基本的にできません。
ヤマハに限らず管楽器の故障においては殆どの場合が使用者の不備とされ修理費用が発生しているのが現状です。
それは、お手入れ・セッティングなど最低限の知識が必要になる楽器であること、また楽器の状態は保管・使用するにつれ変化してしまうからです。
使わず長く置いていても故障する可能性もあり、どんなに大事に使っていても気づかないうちに壊してしまうこともあるのです。
▼調整について▼ 管楽器はしっかりと調整されていないと音程感が悪かったり音がならしにくいことがあります。
1箇所に手を入れると全体のバランスが崩れるのですが、高い楽器は調整の幅が広く、崩れたバランスを立て直すため他の箇所へも十分に手を入れることができます。
保管期間によっても楽器の状態は変化しますので弊社では無駄な作り置きはしておりません。
ほとんどの場合が出荷日もしくは前日に調整を施していますが全ての商品に対し100%調整をして出荷はできておりません。
(こちらのYFL-212は調整後の出荷を実施)管楽器専門ではなく技術スタッフも限られています。
納期のご希望など色々な条件によってできる限りのご対応に努めております。
▼それでもご予算がない...趣味程度の方に▼ ヤマハも一部インドネシア製です。
例えば中国製の楽器に対し否定意見をお持ちの方の多くは、きっと演奏する技術と耳を持った方でしょう。
ですが、全ての方が本格的な演奏を想定しているわけではありません。
管楽器の現場は人に求められる音や技術も高い世界です。
あなたは今どういう演奏したいか想像できますか?初心者には難しいですよね。
練習し技術と耳を養ってこそ自分の演奏の方向性が見え、楽器を選ぶ要素となります。
1台目に高額なお金を出して故障させたり違うものが欲しくなったりするよりも、楽器をちゃんと知ってから買うのも1つの手段です。
低価格帯の楽器は個体差も多く調整の振り幅も大きいです。
楽器のクオリティは変わりませんが、できる限り良い状態でのお届けにも力を入れています。
YAMAHA FLUTE YFL-212 Standard 200 series ヤマハ C管 フルート YFL212 スタンダード 200 シリーズ ■管楽器 木管楽器 ■調子: C調(C管) ■キイ:オフセット、カバードキイ ■トーンホール:引き上げカーリング ■主管 / 足部管材質:白銅・銀メッキ ■キイ材質:洋銀・銀メッキ ■頭部管材質:白銅・銀メッキ ■仕上げ:銀メッキ仕上げ ■頭部管:標準タイプ CY※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
息づかいを正しく導くリッププレートの形、大きさ、角度のバランス、そして押さえやすく美しいキイへのこだわりはコンマ1mm単位。
最先端の技術と熟達した手仕事を組み合わせ、一本一本丹念に作り込んでいますので吹きやすく正確な音程。
キイポストを十分に太くデザインし耐久性や強度を高めてあります。
キイの配置は左手の薬指だけ少し前に出ている「オフセット」とまっすぐに並ぶ「インライ ン」の2通りあります。
こちらはオフセットですので、無理のない自然な姿勢で演奏できるようなめらかな曲面で構成され、指にフィット。
このメリットは大き いですが、厳密に言えばこの少しの違いでさえも音に違いがあるのが管楽器。
単純な善し悪しではございません。
フルートの多い修理が「ネジ緩み」「バネ外れ」です。
ネジは使用すれば緩んでいくものです。
よって管楽器には定期メンテナンスは必要になりますが、ヤマハ製品は独自の設計により、ネジの緩みによる調整の狂いを防ぎ、メンテナンスも容易な構造になっています。
セット内容 ■楽器 本体 ■ハードケース ■肩掛け ショルダーストラップ付き ケースカバー ■頭部管 ■ポリシングクロス ■ポリシングガーゼ ■クリーニングロッド ■保証書/取り扱い説明書■キイオイル(月に一度はキイの軸受部に少量さす) ■リッププレートパッチ(唇にあたる部分に貼るシール。
滑り防止に) ■クリーニングペーパー(演奏後はタンポの水分を取る) ■パウダーペーパー(ベタ付き防止) ■シルバーポリッシュ(銀メッキ専用の磨き液) ■トーンホールクリーナー(隙間掃除用) ■チューナーメトロノーム(TM-60もしくはTDM-700 他同等品) ■教本 ■譜面台画像と細かい仕様が異なる場合がございます。